写真 : カバさん歩「山車の盆波」ヨリ
ここ数年。。。 「波師」とチヤホヤされてきたカバさん♪ こと芳純。。。 昨日も、石鳥谷まつりに【の組】の面々と共に 参加させて頂き、そちらで波を担当なさっている方と お話しする機会を頂けたとの事。。。 刺子袢纏への「絵付け」という生業に携わっている芳純ですから 毎日毎日!来る日も来る日も 「波」にお世話になっていますゆえ。。。 山車制作だけに携わっていらっしゃる方々よりは 勉強・研究を重ね多少上手くなって当然ですし。。。 (今のような大型コピーが無かった時代ですから今よりは大変だったね。。。^^;) 何より。。。 長年!【の組】という活動母体があって 担当させて頂いてきたからこそ! 技術習得できたことでありまして。。。 芳純がご縁を頂き学ばせていただいてきた 師匠の方々を決して忘れてはいけないのであります。。。 今朝。。。 朝食をとりながら、 「 “縁” って有り難い。。。」と 一言つぶやいていた芳純でした。 先日、鎌倉にて凧絵を描いていらっしゃるお方から 「芳純さんの絵を直に見せていただきたい!特に波を...」 というような内容の連絡を頂いたり。。。 ふふっ♪ あれこれと続きましたからね。。。(~.^)v 「偉大なる師匠」 「カバさん歩」 ヨリ ~原文のまま~ 波師波は故 【吉田三五郎】氏の描いた波を、 私なりにアレンジして描かせて いただいておりました。 (山車職人の)小柳師匠が保管していて、 そのパターンを写させていただいたもので、 少々激しくさせていただいておりますが、 形は、故 【吉田三五郎】氏のパターンを 守っているつもりです。 故 【吉田三五郎】氏は、 昭和53年時 (岩手日報掲載写真から)で84歳、 明治40年代から盛岡山車の波を 描いていたとの事です。(@_@;) (私、昭和53年当時18歳、未成年の若僧で当然面識はございません・・・) 芳純の「波」を長年側で見ていると、 年々彼独自のぼかし具合や勢いを うかがい知ることが出来ます。。。 『2011.3.11』の震災後 手が震えて「波」を描けず、 息を呑みながらゆっくりじっくり 自分自身と向き合い!苦悩した日々。。。 「海の恩恵と共に今まで生きてきた! だからこれからも海と共に生きていく!!!」 漁村の方々の強く逞しい言葉に励まされた 芳純でした。。。 彼も、【火消し装束】が起源の刺子袢纏と関わり 描く題材が「水」に関わるモノが当然のように多い訳であります。。。 どうか謙虚に。。。 謙虚に謙虚に。。。 さらに精進あるのみ!!! 刺子袢纏制作【工房芳純】 http://www.sashiko-hanten.jp/ 工房芳純へメール
by KOUBOU-YOSHIZUMI
| 2011-09-11 11:51
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